ディスコミライフ

日記や感想を書きます

Tumblrからお引っ越しをしました

最近Twitterはてなブログの記事が回ってくるのを見てはてなブログ良さげだなと思ったので思いきって引っ越しをしました。

記事数が少なかったので手動コピペでやりました。作業中に当時の文章を読んであの時の熱量や落ち着きのない駄文っぷりに眩暈がしましたが直さずにそのままにしておきます。今後は淡々とした語り口で文章を書くようにしたい。

 

Tumblr、悪くないんだけどね。ダッシュボードが使いにくかったりログイン画面の画像がたまに気持ち悪かったり、何より長文を載せるにはちょっと…なのが残念だった。イラストや写真置き場には最適だと思う。実際ログ倉庫に使ってます。

はてなっていうと昔からSNS苦手勢が集うちょっと高尚な場というイメージで、実際それは今も変わってない。けど自分の思ったことをストレートに書いても許される空気感がいいですね。わたしも早く一人前のはてな民になりたいゾ。

 

今書きたいものが

・2015年の昼ドラを振り返る。

・新・牡丹と薔薇総括

・キンプリ(KING OF PRISM)感想

腐女子アカウントは面倒くさい

・結婚して分かった不倫する女の気持ち悪さ

です。優先度が高いのは牡丹と薔薇ですね。でもその前に2015年の昼ドラを振り返りたいです。これがないとボタバラの素晴らしさと破壊力は伝わらないからさ…。

 

ブログのタイトルもちゃんとしたものを考えたいですね。それではよろしくお願いします。

 

 

新・牡丹と薔薇 第1週目の登場人物を勝手におさらいする

平日のお昼に光を灯す新・牡丹と薔薇。第1週から最高でしたね。強烈なキャラクターを勝手におさらいしちゃうゾ。完全に自己満足だ、ごめんな。

眞澄(18~22)
高校3年生でうっかり大学生とヤってしまい妊娠してしまう全ての元凶のような人。第1話:妊娠、第2話:出産、第3話:セックス、第4話:結婚…と冷静なって考えると順番がめちゃくちゃであるが未美山加恋さんの熱演で全てカバーされる。すげーよ、すげーよ美山さん。この熱演は見たら思わず拍手をしたくなる代物ですからね。
(売れない)女優の母、歌舞伎役者の父との間に生まれ、その美貌はミス・けーき大学にも選ばれるほど。バブルの波に乗って旅行会社から内定をもらっていたが崑一と婚約して以降あやふやなので多分就職してない。

眞澄の恋人(名無し)
昼ドラの定番・一発必中芸を披露し交通事故で死亡。

眞澄の恋人の母
別の世界線で飲み込んだ指輪を出産したり水枕で偽装妊娠してたかもしれない風貌の人。
博多弁のような言語で眞澄を追い返す。

万華鏡
眞澄が恋人からもらった万華鏡。その小ささが視聴者の玩具にされる。眞澄が産んだ子を養子に出すときに託された重要アイテム。

萌子
女優な私が大好き!な眞澄の母。眞澄のことは世間には内緒☆売れない女優☆
天国の恋のパロディのような昼ドラかもしれない劇中劇の撮影で眞澄と視聴者を圧倒する演技を披露するも「もう少しテンション下げめで」と監督に言われてちょっとかわいそう。
眞澄の産んだ子を養子に出すが、その後はなんか普通にいい母親らしく、大学生の眞澄とはマンションらしき家で同居している。

ミサオ
萌子の母(=眞澄の祖母)で実質眞澄の育ての親。記念すべき第1話名言賞を「陣痛が始まったのかぁい!?」で受賞する。
第1話以降はシナリオの都合上必要がなくなったため出番はない。

今朝義(なんて読むの?)
萌子の父(=眞澄の祖父)で実質眞澄の育ての親。よく酒を飲んでいる。釣り竿の先っちょでテレビのスイッチを切るなどお茶目な一面も。眞澄の妊娠に驚きながらも「産むしかねぇな」「大船に乗った気になって産むんだ」など新たな家族を迎える覚悟を決める器の大きい祖父。見せ場はちゃぶ台返し
第1話以降はシナリオの都合上必要がなくなったため出番はない。

ちゃぶ台
視聴者の「絶対これひっくり返されるでしょ」という期待を裏切らなかった名脇役。

産婦人科医の稲垣
別の世界線では牡丹と薔薇の姉妹に翻弄される男だったり開幕立ちバックからバター犬ごっこまでをキメてたかもしれない産婦人科医。牡丹の花が大好きで、眞澄に「名付け親になって欲しい」と言われ「ぼたんはどうかな」「そのまんますぎるから富貴子、はどうかな?」とノリノリで応じてくれた。

看護師の三上
別の世界線ではぼたんだったかもしれない看護師。稲垣が眞澄の子の名前について「ぼたん、はどうかな?」と提案するとすかさず牡丹を鉢植えを用意しただ者ではないことを見せつけた。

看護師の野島
別の世界線では金属バットを振り回したり財布ステーキを作っていた(どちらも牡丹と薔薇第56話で見れるゾ)かもしれない看護師。深夜新生児室に忍び込み、赤ん坊を抱く眞澄をプロの覗き方で発見する。

ともちゃん
眞澄の友達で家庭事情もよく知っているやけにふくよかな子。そのインパクトで視聴者に衝撃を与える。眞澄の妊娠に気付き、からかったり祖父母にチクったりやりたい放題だが1話で出番は終了する。

梅鳳
眞澄の父で歌舞伎役者。会いに来た眞澄を「二度と来るな!」と追い返すのみで出番が終わったものの公式サイト内のコンテンツ「ボタバラ名台詞」では「ツイッターとやらでこのドラマの名台詞を決めるのはうぬらなるぞ!」とその存在をいかんなく発揮している。

親友であるさやかたち
眞澄の大学の親友。「ナイス・プレイスじゃん!」で第2話名言賞。

テニス部のピー子
ミスコンにエントリーしていた健康美が売りの女性。名前の由来については一切不明。

木村
「俺のレター読んでくれた?」とディスコミ中の眞澄に話かけるが、ダーツで返り討ちに遭い大暴れする眞澄を見て「お母さぁぁぁぁぁぁぁん!!」と絶叫する。

小日向崑一
ミスコン授賞式の会場に使われた等々力のローズガーデンのオーナー。前妻はマダム・ヨナ。眞澄に惚れて(?)口説き落とし結婚する。マザコンである。
あとよく笑うんだけど私には崑一の笑いのツボがよく分からない。

ローズヒップティー
美肌効果があるので実まで食べましょう。

マダム・ヨナ
別の世界線では不倫する妻だったかもしれない崑一の前妻。スペイン料理店を経営している。ぼたんの実の母親。そのため22歳のぼたんにも過干渉である。崑一の屋敷に住む化け物が嫌で離婚したっぽい。カオルコには「ドント・タッチ・ミー!」で対抗するがよく見るとカオルコは触ってない気がする。カオルコに萌子の赤ワインをBUKKAKEられて一発KO。

カオルコ
崑一の母にして昼ドラ民を笑いの渦に巻き込んだ名言工場。イギリスの血が濃いためルー語のような英語交じりの言語を操る。「フーイズザット?」「新しく入ったベビィスィッターかい?」「我が家の筋肉マン」「イェスアイァムカオルコダヨ」「イズディスアンティーク?」「妊娠したんダヨ、あんたのワイフ」「結婚した途端にすぐこれダヨ~」など話す言葉全てが名台詞という強烈なキャラクターであるが牡丹と薔薇の姉妹の物語の主題とは無関係のため第4話・第5話を以て永眠。アーメン。

眞澄と崑一の結婚式の司会者
やけに感情的で涙を誘うような口調が天国の恋の斎にそっくりだと一部で話題に。

ジェームススコットおじいさん
多摩外国人墓地に眠る崑一の祖父(で合ってる?)。イギリス人。墓で寝ているだけなのに眞澄に水をBUKKAKEられたり滅多に墓参りに来ない子孫を持ったりとかわいそうなおじいさん。

牡丹と薔薇(歌)
みんな大好き牡丹と薔薇挿入歌。ボタバラ必修科目だから覚えましょう。
放送中に公式Twitterが「さぁみんなで歌いましょう」と言われるほどの名曲。新・牡丹と薔薇では流れ出すと同時に舞台が18年ほどワープした。

ぼたん(22歳)
別の世界線で全国を転勤しまくっていたかもしれない姉の方。墓参りのシーンで一人だけ家族と距離を取っていることからも複雑な思いを抱えていることが分かる。

美輪子(18歳)
脚ほっそ!!角度によってはまじゅまじゅに似た雰囲気があるので今後が楽しみでございます。

眞澄(41歳)
18年の歳月の間にカオルコの相手に疲れたりしたのかちょっと老け込んでしまった物語の元凶のような人。落ち着いたのか声も低くなりました。

多摩留
登場即美輪子に惚れた墓地の管理人。その佇まいから「幸せの時間の花屋だ!」と視聴者たちに言われる。股間アップ!と見せかけ映し出されたのは眞澄が産んだ子に託した万華鏡。多摩留の明日はどっちだ。

帰ってきた昼ドラの帝王、新・牡丹と薔薇第1話

フジテレビ系列のお昼の定番・昼ドラの来年3月での終了が告げられた数日後に発表された「新・牡丹と薔薇

昼ドラが終わってしまう悲しみを救うかのような新作発表、それはかつて日本中にブームを巻き起こしたあの作品が現代版になり蘇ること!光だ、新・牡丹と薔薇は光なんだ。

第1話、神は再びこの地へ降り立つ。これが本物の昼ドラや!
といわんばかりの最高のスタート。放送前からあんなに人で溢れたTL、久々でしたわ。もう復縁するしないで2ヶ月使ったあれとか忘れよう。忘れちゃってもティダアパアパさ。
(ちなみにドラマと呼べないかもしれないドラマ・癒し屋キリコの時は最終的に涼くんの中の人ファンと数人の昼ドラマンしか実況してなかったよ。)

 

放送開始前からドラマとしての格の違いを見せつけてくれますね。

ストーリーは昭和57年8月、18歳高校生の眞澄の妊娠発覚から始まります。開幕妊娠!これが昼ドラである。普通のドラマなら眞澄の妊娠発覚から出産決意、そして出産までを丁寧に描写して物語が終わりますが、これは昼ドラです。
そもそも眞澄が訪れてる病院の先生が西村和彦(稲垣)、ナースが大河内奈々子(三上)と小沢真珠(野島)。眞澄は病院の選択から間違えてしまったね…この病院からは修羅場のニオイしかない。


色々検査した結果、妊娠6ヶ月であることが分かった眞澄は、中絶が無理であると告げられます。
この時点で何が何でも産むんだよ!お前がママになるんだよ!という空気作りに余念がないところはさすがとしか言いようがない。

ちなみに相手の大学生は交通事故で死んだそうな。初っ端から恋人が死ぬ。これが昼ドラだ。

(※シナリオ上必要がなくなった人から消えていくシステムが採用されています)

死んだ恋人から貰った短小万華鏡は多分旧作OPが元ネタです、多分な!

恋人の母親役は川上麻衣子さんです。きっと婚約指輪を飲み込んだり、彼女も色んな修羅場をくぐり抜けている。

開始10分で未亡人・18歳の母・シングルマザーとあらゆる属性がぶっこまれた眞澄。
なんてドラマなんだ、新・牡丹と薔薇

やけにふくよかな友人に「妊娠してなかった」と嘘をつく眞澄。

眞澄の母(山口いづみ)は大根役者。大根役者なりに忙しいらしく眞澄は祖父母の元に預けられている様子。父は有名な俳優らしい。
食卓に並ぶもの全てがBUKKAKE CHANCEに見えますがこのシーンではジジイがセルフBUKKAKEを披露したのみで、眞澄が「傷もの」になることを恐れる過保護な祖父母であることが分かれば十分でしょう。

場面は変わり妊娠した事実を母(萌子)に告げるため、撮影現場を訪れる眞澄。ちょうど大根役者は撮影中のご様子。

病院で亡くなった男の子と対面するシーンのようです。
萌子「どうしたのよ!これは一体どういうことよ!なんなのよー!!!これは一体なんなのォ!!」

母の演技に圧倒される眞澄と視聴者。

萌子「タクヤちゃぁぁぁぁん!!タクヤちゃん!!なんであんたが死n…誰!?ああ?あーんたね、はんにんはぁぁぁ!なにしてくれんのよぉぉぉ!」

こ、これは、このシーンは!!!
天国の恋で主人公・斎の弟・友也が死んだシーンのパロディだ!!!!

恐れ入りました。さすがです。すげーよ、昼ドラの中で昼ドラの撮影してるよこの昼ドラ。
テンション下げてと注意される現場なんか生々しいぞ!(実際の御大ドラマもこんな感じなんか?)
眞澄が娘であることはシークレットらしく「妹」であると強調する萌子であるが、さすがにそれは無理があるでしょ。

母の仕事力に圧倒され、妊娠を告げることができなかった眞澄。
そのまま誰に告げられるわけもなくラージポンポンになりました(昭和の話なので正しい表現だ!)
気付けば臨月。ふくよかな友人には妊娠がバレバレだ。むしろ他の人にバレてないと思ってたらすげーよ!
育てられないのなら養子に出すことを以前から言っていることが分かる会話、さらりと子どもが女の子であることが分かる会話。数ヶ月飛んでるけど何があったかは分かる作りが素晴らしいですね。

母になると決心した眞澄は医師の稲垣に名付け親になって欲しいと告げます。
稲垣医師はかつてぼたんだったかもしれない三上看護師の顔を見つめ、(三上も穏やかな笑顔になる)


「ぼたんはどうかな。ぼ・た・ん」


とかつての牡丹と薔薇視聴者たちを狂喜させる一言をいい放つ!稲垣医師は牡丹の花が大好きらしいです。なんか得意げに俳句を披露してた気がするけどこっちは「ぼ・た・ん」の一言に全部持っていかれて頭に入ってこないですよ。笑顔で牡丹の鉢植えを持ってくる三上看護師は何者なんだ。かつてぼたんだったかもしれないからできる芸当である。

しかしそれではあまりにもストレートすぎるので

「富貴子」
は、どうだという稲垣医師。ウオオオオオ富貴子は(旧)牡丹と薔薇の香世とぼたんの母の名前だァァァァァァ!!
富貴で牡丹の意味があるそうです。へぇー、そうだったのかー。

帰宅すると顔が真っ青な祖父母。なんとふくよかな友人によって眞澄が妊娠していることが告げられていたのです!ってか膨らむ腹とか見て気付けよw

祖父「どこの子だぁ!てめぇ、どこの誰の子を孕んでんだぁ!」
かーらーのビンタ!座布団で叩く!!それを止める祖母。絶賛するしかない流れ作業。

その後祖父母は普通に落ち着いたのか「ご飯をお食べ」などと言ってるあたりやっぱりさすがとしか言いようのない切り替えの早さですね。
年増の大根女優がログイン。

祖父「父親が死んでも腹はでかくなる…産むしかねぇな」
孫の妊娠を知った数分後には産むしかないと言える祖父。なんて器の大きい人なんだ。

大根役者がにっちもさっちもいかないと叫ぶ中
「大丈夫、大船に乗った気で産むんだ」と言ってる祖父まじポジティブ。高校生の孫の妊娠よりもひ孫の誕生の方が嬉しいのかもしれない。

萌子がぎゃんぎゃん吠えながら酒をBUKKAKE→バカか!と祖父がちゃぶ台返し→この大根役者が!→押し問答→萌子の馬乗り

この流れ!!!これだよ!!!これが見たかったんだよ!!!!第1話から飛ばしすぎだよ新・牡丹と薔薇!!!!
普通のドラマなら1クール使うところを1話でやってのける、それが中島御大のドラマ!!!最高です!!!!!最高ですよ!!!!歴史的瞬間に立ち合えたことに拍手!!!スタンディングオベーション!!!
つまり神回。伝説再びとしか言いようがない。日本昼ドラの伝統芸能であるBUKKAKEが華々しく復活したことも高評価ですね。素晴らしいスタートです。

そして眞澄の陣痛(本日の名台詞:「陣痛が始まったのかぁい!?」)が始まり、第1話は終わるのであった。